行脚55年

行脚55年 · 24日 9月 2016
行雲流水 (行脚55年 その2) <禅宗 は 行脚宗> 禅宗を 労働宗とも 行脚宗ともいいます。 実際をいえば、 本来仏教の全体を挙げて 行脚宗なのだといえるのです。 釈尊45年の説法は、 いつも霊りょう鷲山じゅせんや 祇園ぎおん精舎しょうじゃでのみ 行われたのではなく、 随時随処、 行雲流水的に行われていました。 ・僧院や僧団などという 固形体ができたのは後のことで、 仏教の始めにあたりては 行脚宗、 遊行宗 だったのです。
行脚55年 · 16日 9月 2016
雲は行き、水は流れる 禅の修行僧を「雲水」と呼びます。 それは雲が風のままに移動し 水が絶えず流れるさまが、 一ヶ所にとどまらず 自由自在に処する 禅の修行者の在り方 を表しているからです。 ・ この句は、 「墜葉飛花」(ついようひか) と対ついをなしている句で、 その意味は、 空を行く雲 川を流れる水 木から落ちる枯れ葉、 草木から散る花などは 自然現象です。 雲の表情は一瞬ごとに変化し、 消えてなくなる。 そして また何処からともなく雲が生じてまた変化し、 消滅してゆく、 この移り変わりの一部分を 一瞬たりとも止めておくことはできない。